こんにちは、saayaです!
私は旅中の交通手段は基本的にタクシー(配車アプリ使用)か電車が多いのですが、今回スリランカでバスに挑戦してみました。
前置きすると…実は事前に調べてエアコン付きの直通バスがあると知り、それに乗ろうと思っていたのに間違えて超ローカルなバスに乗ってしまったのです!笑
首都コロンボからスリランカ第五の都市ニゴンボまでは約1時間半。高速バスを利用するレベルの距離をローカルバスで移動したらどんな感じなのかレポです!
初心者には難易度高め?コロンボのバスターミナル
首都コロンボは色々な方面にバスが出ています。
私が利用したのはNegombo – Colombo Highway Bus Stopというバスターミナル。
トゥクトゥクで向かったところ、敷地内にはトゥクトゥクは入れないから、と少しだけ離れた場所に停められました。
運転手さんには「バスターミナルはあっちだよ」と言われますが、停められた場所からはターミナルの建物がよく見えず。
「あっちでいいの?」と戸惑っていると、トゥクトゥクから降りてバスターミナルまで着いてきてくれました。
たくさんのバスと思った以上に人がいます。日曜日の夜だったからより多いのかもしれません。建物というより屋根だけあるような、半屋外のバスターミナルでした。
面白いのが、ターミナルの入口から乗り場までズラリと露店が並びます。
お菓子や飲み物から、衣類、雑貨まで何でも売っていて、小旅行前に何か買っていく時に便利そうです。地元の人はコロンボからお土産でも買って地元に帰るのかな。
先ほどのトゥクトゥクの運転手さんがとっても親切な人で、一緒にニゴンボ行きのバスを探してくれました。
コロンボ-ニゴンボバスストップという名前なのにニゴンボ以外にも向かうバスがたくさんあるので1人だと苦戦したかもしれません。運転手さんに感謝です!
バス車内をチラッと覗くとまだほんの数人しか乗客がおらず、しばらく発車しない雰囲気だったので露店で飲み物を買うことに。
露店の前でマグカップで温かいミルクティーを飲んでいる人がいたので私もオーダー。すると若干戸惑った様子で別の店員さんを呼びに行き「えっと、ミルクティーはインスタントの粉のやつしかないけどいい?」とのこと。さっき別の人が飲んでたのはインスタントだったのかー、と思いながらもお願いしました。
出てきたミルクティーは小さいプラカップで手が熱いので早めに飲み干しました。あぁ、マグカップで飲んでた人は多分店員さんで、自分で淹れて飲んでたのね。笑
お客さんから見える場所で店員さんが普通に休憩してたりするのは海外あるある。この緩さが海外らしくていいなと思ったりもします♪
念のため「これバスに持ち込める?」と聞くと車内持ち込みはペットボトルのみとのこと。ペットボトルのお水も買って、いざバス車内へ。
このシリーズのミルクティーだったと思います。日本では見かけないやつ。
味わい深いローカルバス!冷房はどこ?
バスは自由席で運転手さんもまだおらず、あとで運賃を徴収するシステムのようです。
というか、冷房なんてついてないし窓がガッツリ開いてます。これ本当に高速バス?と思いつつも発車を待ちました。
まぁ高速バスじゃなかったとしても、行き先が合ってるから大丈夫でしょ♪と思ってました!笑
なかなかの味わい深い車内に趣を感じます。何年くらい走ってるんだろう。ボロボロのシートもそのままです。
とは言え乗客は少なめだし夜風が気持ちいいので冷房もいらないなぁ、なんて思いながら待っていると…
どんどん乗客が増え、立っている人もいるくらい満席に。となりにももちろん人が座りちょっと快適とは言い難い感じになってきました。
乗務員さんが各々に「どこで降りる?」と聞いて周りはじめました。
「ニゴンボで」と言うと、運賃いくらだよと言われてその場で払うシステム。日本円で約80円くらいでした。
安い!さっきのインスタントミルクティーより1時間半かかる街までの運賃が安いってただごとじゃない。ていうかこれ、絶対高速バスじゃない。
降りる場所が各々違うことからも直通の高速バスではないことを確信しましたが、トライしてみることに。
時刻表はあるのかないのか?満席になるとほどなくしてバスは発車しました。
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現地民に混ざり、ニゴンボへ向かう
私以外スリランカ人しか乗っていないと思われるバスはガタガタの道をちょこちょこ乗客を降ろしたり、また途中で乗せたりもしながら結構なスピードで走ります。
スリランカは道路整備が甘く、アスファルトの道を走っているのにガタガタ揺れます。マレーシアにも同じことを思っていたのですが、スリランカに来てからマレーシアに戻ると「マレーシアの道路って滑らかだな〜!」と思うほどでした。
開け放たれた窓からビュンビュン風が入り寒がりな私には若干肌寒いレベル。前の座席で、窓側の人が窓を閉め、通路側の人が窓を開け、という攻防が行われていました。笑
車窓の風景を眺めて1時間半ほど経つ頃、乗務員から「ニゴンボだろ?ここだよ!」と声がかかりました。日本のバスのようにアナウンスも案内板も何もありませんが、声をかけてくれるのは親切です。
言われるがまま下車したのですが、そこはバス停ではなく路上。
ニゴンボもそれなりの規模のバスターミナルがあるのです。確かそこに停まるはずだったので、マップで現在地を確認すると、バスターミナルから徒歩5分くらいの路上に降ろされたことに気付きました。
か、海外っぽい〜!テキトー!笑
路上でトゥクトゥクを呼んでホテルに戻ると、オーナーに「なんか時間かかったね。直通じゃないバスに乗ったんじゃない?」と言われました。そうです!笑
なんだかんだスリランカでの初めてのバス旅、楽しめました。ローカル感を味わうのが好きな方は是非挑戦してみて下さい♪