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久々のブログ更新が衝撃のタイトルになってしまいました。1月に行ったアメリカで、入国審査に引っかかり別室送りになったリアル体験談です。
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めっちゃ横に伸びて見えるの私だけ?笑
アメリカ入国審査、何を聞かれる?
事件(?)が起こったのは2024年1月。
会社のメンバー数人で、ホノルルからアメリカに入国しようとしていたときのお話です。
私自身は2018年以来の渡米、その時もホノルルに行ったので久しぶりに来れることをとても楽しみにしていました。
前置きしておくと、今回のアメリカ渡航は会社のイベントだったため、航空券は会社の人が用意してくれていました。また、ホノルルは一泊、その後ラスベガス、ロサンゼルスと移動し、私のみニューヨークとローマ乗継を経て個人的にエジプト旅行に行く予定でした。
みんなで、引っかかったらどうしよう、ちゃんと英語で答えられるかなぁ…などと話しながらも1人ずつスムーズに通過。
最後に私の番が来たとき隣のレーンが開き、そちらに誘導されました。女性の審査官です。
実際にこのような基本的な質問をされました。(全て英語です)
- 何をしに来たか
- どこに滞在するか
- 何人で来たか
- お酒やタバコは持っていないか
- 車を持参していないか
- アメリカのあとどこに行くか
- 100万ドル以上持参していないか
以下、実際の会話です。
(いくつかの質問を受けたあと)
審査官「アメリカの次はどこへ?」
エジプトです。
審査官「搭乗券を見せて。」
(スマホのスクショを差し出す)
審査官「出発がロサンゼルスになってるけど?」
あぁ、ホノルルのあとラスベガスに行って、ロサンゼルスに移動してからエジプトに行きます。
審査官「その航空券はどこ?」
えっと…一緒に来た友人(会社の人)がとってくれたのでスクリーンショットが今手元にはありません。(審査通過したメンバーを指しながら)
審査官「…(険しい表情)」
審査官、係員を呼ぶ
係員が来て誘導される
(えー!まさかこれは…)
残念ながらそのまさかが起こり、メンバーで私だけ別室送りになってしまったのです…。
別室はどんな状況?
入国審査窓口のすぐ近くにある別室に連れて行かれた私。
別室の中にはベンチがいくつか並んでいて、10人ほどが座っていました。
ベンチの横に窓口が数個あり、名前を呼ばれたら質疑応答を受けるようです。
アメリカは以前から入国審査の厳しい国ですが、昨今は不法就労が増えている影響でアジア人女性が別室送りになりやすいらしいことは、よく聞く話。実際日本人女性で入国拒否をされた方もいて、大きなニュースとなっていました。
いざ別室に入ると、さまざまな国籍と思しき方がいました。
老若男女、人種、性別もあまり偏りはなく親子連れや夫婦もいました。
順番もよくわからないまま、ただ座って待つのみ…。10分…20分…経っても中々名前が呼ばれません。
もちろん別室は外から中の様子も、中から外の様子も見えません。
「No Phone」と書かれたポスターが貼られていましたが、他にスマホを触っている人がいたので、通話がNGなのかなと思い逐一メッセージで会社のメンバーに状況報告をしました。
もちろんNo Phoneなので別室内の写真はありません…。
まさかの1時間半拘束
その後も時間は過ぎ、次から次へと別室に人は送り込まれるものの、私より後に入ってきた人が早く出られたりもしていて不安だけが募りました。
カウンターで軽く話をして入国許可を得られる人もいれば、カウンターで話したのち更に奥の部屋送り(恐怖)になる人もいます。
もちろんですが、私自身怪しまれる要素や隠していることなど一切ないので、何がダメだったのか…この後何を聞かれるのか…どう答えたらいいのか…などをグルグルと考えていました。
会社のメンバーと、あとどれくらいかかりそうかなどメッセージをやりとりしていると、急に名前を呼ばれ、「No phone」と注意されました…。
やっぱりNo Phoneだった!(涙)
1時間半近く経った頃、やっと名前が呼ばれました。先ほどとは別の男性審査官。
窓口に立ち、聞かれたのはこんな内容でした。
- 職業は?
- 今の職業の前はどこで働いていましたか?
- 以前にもアメリカに来たことがありますよね? 等
おそらく待っている間に裏で私の渡航歴などを調べ上げられていたのでしょうか…怖い…。
別室送りになった原因は?
あくまでも私自身の推測でしかないのですが、
①ホノルル→ラスベガス→ロサンゼルス→ニューヨーク(トランジット)→ローマ(トランジット)→エジプトに行くこと(複雑な移動のため?)
②会社の人が飛行機をとってくれていて、まだホノルル→ラスベガス→ロサンゼルスの便の詳細をいただいておらずスクショがないと話したこと
③エジプトへは誰と?何人で?と聞かれ、アメリカに来たメンバーとは別の友人と2人で行く、と話したこと
この辺りが怪しまれる原因だったのかなと思います。
ただ、アメリカ在住の日本人の方に聞いた話では、別室送りになっている人の話に必ずしも矛盾があったわけではなく、入国審査官が少しでも怪しいと感じた時点で別室送りになるようです。
また、1時間半で出られたらまだ良い方で、半日くらい拘束される人もいるとか。(トラウマになるレベル…!)
厳しい審査官に当たってしまった時点で…なのかも。
もちろん理由や条件は教えてもらえません。
やっと入国!待ち受けていた更なる悲劇
午前8時過ぎに別室に入り、出られたのは最終的に9時半…
やっと終わった!と急いでバゲージクレームに向かうと、更なる悲劇が私を待ち受けていました。
すっかり時間が経っていたので全乗客の荷物はベルトコンベアから降ろされており、私のスーツケースは壁に寄せて置かれていたのですが、上になぜかバインダーが置かれている。
ん?と思い、どけると…
写真は載せませんが、なんとスーツケースの上部に亀裂が入り割れている…!
何十回と飛行機に乗ってますが、壊れた状態で出てきたの、初めて…。このスーツケースまだ数回しか使ってないのにー!
日本人係員の方が来られ、
「別室に行かれていたんですよね?一緒に来られていた方にも伝えてますので。荷物、こんな風になってしまっていて…気の毒ですね。旅行保険には入っていますか?書類を作成するので保険会社に提出して下さいね。」
あ、はい…ありがとうございます…。(呆然)
ちなみに別室送りになる基準とかってあるんですか?
「私たちの方ではわかりません。審査官次第ですね…」
そんな会話をして書類を受け取り、やっと会社のメンバーと再会することができました。
余談ですがこの事件から1ヶ月以上経った今も、割れたスーツケースで元気に旅を続行しています!
アメリカの空港は荷物を投げているそうなので、壊される人も多いとか…。
みなさんもアメリカ入国審査と荷物の扱いには気をつけて(?)よい旅を!
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